不思議カウント
2016年12月31日土曜日
変革の流れ2017年にも続くのか
12月31日、本日で2016年も過ぎ去ろうとしています。
思い返してみれば、2016年という年は変革の年だったように思います。イギリスの国民選挙によるEUからの離脱が6月のこと、年末にはアメリカの大統領選挙により、トランプ大統領が次期大統領に決定しました。
どちらの選挙も、事前の予想とはまったく逆をいく結果となったということが重要なのかと思います。すなわち現在、世界では自分の生活を変えたい、変革させたいと考える人の数が、思っている以上に増えているのではないのかということです。
今年の中旬には流出したパナマペーパーの解析結果も発表されました。租税回避を告発するパナマペーパーでしたが、いままで租税回避の問題はあまり目立って表に出ることはないがなんとなく行われていることは知っているというような、暗黙の了解的な行為であったように思います。
ですが、その行為が実際の数字として一部が表に現れたことによって、その数字の想像以上の大きさに自らの境遇との不一致さ加減がさまざまな不満を増幅させたのかなと思います。
2016年に起きた変革による影響は今後これから現れます。2017年は、2016年に選択した出来事の結果が少しずつ現れてくる年になるのではないでしょうか。また、今年に増幅された変革への熱情は来年も収まることはないように思うのです。特にイギリスやアメリカ以外の国、もちろん日本も含めて自らの境遇の改善を求める感情は、それを解消する出来事が起きるまで膨らみ続けるような気がするのです。
良い流れにしろ、悪い流れにしろ、物事は変わり続けていくものですが、どうか一人でも多くの人々が死にたくならない環境になればいいと思います。
いまお蕎麦をゆでながら書いていますので非常に短く、なんも考えてない文章を今年最後の記事にしようと思いますが、とりあえずみなさんよいお年をお迎えください。